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三人称視点VRライブシステム-Third person viewpoint VR-Live

このVRを使って、中継を行うことで、とてもエキサイティングなアクティビティを行うことができます。私たちは、「三人称視点VRライブシステム-Third person viewpoint VR-Live」と呼んでいます。


三人称視点VRライブシステムを行わなくても可能なこと

  • 自分の体を感じる。
  • 自分を鏡で見る。
  • 映像(2D/3D)で過去の自分を見る。

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三人称視点VRライブシステムで行わないと不可能なこと

  • 今の自分を3Dで見る。
  • 今の自分に話しかける。
  • 今の自分を動かす。
  • 他者の視点でものを見る。
  • 他者の視点で自分を動かす。

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三人称(God)の視点の獲得

VR三人称視点ライブシステムのポイントは、第一に、三人称視点から自己や他者を観察することができる点にあります。これまで、哲学の歴史においても、本当の意味の「客観視」は、客体として自己を観察できない以上不可能(神(God)からの視点以外には不可能)とされてきました。

VR三人称視点ライブシステムによって、(少なくとも)「視覚」から客観の視点を獲得できます。その視覚に意識を没入させる工夫をすることで、三人称視点獲得を用意にします。

三人称(God)の視点を増やし、KAMIの視点へ

さらに、複数の三人称視点を用意する(360度カメラの台数を増やす)ことで、より複眼的で多元的な視点の獲得が可能になります。概念としては、日本の八百万の神々(KAMI)の視点の概念です。

これらの「視点獲得」の概念を、VR技術に落とし込み、特許申請を行いました。

God誕生:一つの中継ポイント(視点)を共有する。

God複数誕生:複数の中継ポイントを用意して、切り替えられるようにする。はざまに、複数のGod(概念)の間に存在する、宇宙や情報場といったものが見えてくる。

KAMI誕生:視点が増えることで、自己と他者の完全な関係性の理解(完全な他者理解)がうまれ、はざまに「KAMI」を見る。

三人称視点VRライブシステム 特許出願内容

【発明の名称】 三人称視点VRシステム及びその使用方法

【技術分野】

本発明は、VR(Virtual Reality)技術を用いて自分自身を他者の視点で見る三人称視点VRシステム及びその使用方法に関する。

【背景技術】

近年、VRゲーム向けのヘッドマウントディスプレイ(HMD)が発売されるようになり、VR技術は、様々な分野に応用されている。

例えば、特許文献1のように、仮想空間に配置されたオブジェクトを、仮想視点から観察したゲーム画像を表示するゲームシステムが知られている。

また一方で、例えば特許文献2のように、医療の現場において治療等を受ける患者に対して映像及び音声を再生し、プレパレーションに有効な種々のコンテンツ及び擬似体験を提供しつつ効率的な治療等を可能とする医療用VRプレパレーションツールが知られている。

【先行技術文献】

【特許文献】

【特許文献1】特許第6395098号公報

【特許文献2】特開2017-189591号公報

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

しかしながら、従来のVR技術では、仮想空間における自分を表すキャラクターを操作したり、予め用意したコンテンツを利用した擬似体験を行ったりすることはあるが、自分自身を第三者の視点で観察することは、あまり一般的に行われていない。

また、自分自身を自分の目で見たり、鏡を介して自分自身を見たり、録画した映像を介して自分自身を見ても、感じられるものには限界がある。

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、三人称視点VRを容易に体験できるようにすることにある。

【課題を解決するための手段】

ところで、バーチャルリアリティの「バーチャル」は、仮想、虚構又は擬似と訳されることが多い。一方、バーチャル(Virtual)とは、The American Heritage Dictionary によれば、「Existing in essence or effect though not in actual fact or form」と定義されている。つまり、「みかけや形は原物そのものではないが、本質的あるいは効果としては現実であり原物であること」であると理解できる。実質的な現実は、ヘッドマウントディスプレイがなくても、何のコンピュータ技術がなくても、そのまま意識の中に存在する。なぜなら、意識がそもそもVR(実質的な現実)を処理する機構だからである。「VR」という言葉は、この「実質的な現実」という意味と、「VRを感じさせる技術」の両方で、混同されて使われているので、本明細書では、前者を単にVRとし、後者をVR技術(AR技術、MR技術等)という。

上記の目的を達成するために、第1の発明では、頭部に装着した使用者に映像を見せるヘッドマウントディスプレイと、

少なくとも上記ヘッドマウントディスプレイを装着した使用者を含む動画を撮像する撮像部と、

上記撮像部で撮像した動画を上記ヘッドマウントディスプレイに送る中継部とを備えた三人称視点VRシステムの使用方法を対象とする。

そして、上記中継部は、インターネット回線等の通信回線を利用して上記撮像部で撮像した動画をリアルタイムで上記ヘッドマウントディスプレイに送り出し、

上記ヘッドマウントディスプレイに映し出された自分自身の映像を見ながら上記使用者がアクティビティを行う構成とする。

すなわち、人間は、自分自身の目による視覚情報をもとに自分自身の体を感じながら自分自身を動かすことに慣れているが、上記の構成によると、自分自身の目を通してではなく、インターネットを介して中継される撮像部からの映像に基づいて自分自身の体を見て動かすことになる。撮像部(他者)の視点で自分自身を見ると、自分の目で見た自分や、鏡で見た自分とは異なって見える。また、他者の視点で自分自身を動かすことで、画面上のキャラクターを動かすのではなく、自分自身を動かすことに新鮮な感覚を味わえる。

ここで、「インターネット回線等の通信回線」とは、インターネット回線、無線LAN回線、無線通信等をいう。特に、インターネットを介して中継することで、例えば、ヘッドマウントディスプレイにスマートフォンを内蔵させるような場合のように、ヘッドマウントディスプレイそのものに通信機能を持たせることでライブ中継が可能である。また、ヘッドマウントディスプレイの台数が増えてもインターネット中継を用いれば、無線LANの場合に比べて、通信状態が悪化するようなことはない。さらに、インターネット中継による多少の時間差によってアクティビティを行う上で普段とは異なる感覚を味わえる。

第2の発明では、第1の発明において、

上記撮像部は、複数設けられ、スイッチング機能により複数の撮像部のうちいずれかの撮像部による動画を上記ヘッドマウントディスプレイに映し出すように切り換える構成とする。

上記の構成によると、広範囲の撮影が可能となり、より充実したアクティビティを楽しむことができる。

第3の発明では、上記三人称視点VRシステムの使用方法を対象とし、

上記中継部は、有線又は無線により、上記撮像部で撮像した動画をリアルタイムで上記ヘッドマウントディスプレイに送り出し、

上記ヘッドマウントディスプレイに映し出された自分自身の映像を見ながら上記使用者が瞑想を行う構成とする。

上記の構成によると、VR技術特有の没頭感を利用しつつ、自分自身の姿を見ながら瞑想を行うことで、さらなる瞑想の効果が得られる。すなわち、自分自身を他者の視点で見ることで、他者の視点でものを見ることができ、他者理解を深めることで、瞑想の効果が格段に向上する。さらに、ヘッドマウントディスプレイを外したときに、それまで見ていた映像との違いを体感することで、普段見ている映像とのズレを理解することができる。

第4の発明では、第3の発明において、

上記使用者は、ゼロ磁場コイルと、該ゼロ磁場コイルに電気的に繋がる基板と、該ゼロ磁場コイル及び基板を覆うと共に該基板に電気的に繋がる金属製筐体とを有する特定周波数発生装置を握った状態で瞑想を行う構成とする。

上記の構成によると、上記使用者が内部の基板と繋がった金属製筐体と肌に触れることにより、身体の情報が電気の流れを通して筐体内のゼロ磁場コイルに送り込まれ、情報のゼロ化(アース)が起こるので、さらに効果的に瞑想を行える。

第5の発明では、頭部に装着した被施術者に映像を見せるヘッドマウントディスプレイと、

少なくとも上記ヘッドマウントディスプレイを装着した被施術者を含む動画を撮像する撮像部と、

上記撮像部で撮像した動画を上記ヘッドマウントディスプレイに送る中継部とを備えた三人称視点VRシステムを対象とする。

そして、上記中継部は、有線又は無線により、上記撮像部で撮像された施術中の上記被施術者の動画をリアルタイムで上記ヘッドマウントディスプレイに送り出すように構成されている。

すなわち、鍼治療、鍼灸治療、整体などで背中を施術してもらっているときに、被施術者は、うつぶせ等の姿勢になってその施術の様子を見ることができない。しかし、上記の構成によると、うつぶせ等になった状態でも、自分の背中に対する施術の様子を施術者の視点で見ることができる。これにより、被施術者は、自分の体のどこが悪いかを理解することができ、そのことで施術の効果が格段に向上する。

【発明の効果】

以上説明したように、三人称視点VRシステムを使用することにより、三人称視点VRを容易に体験できる。


三人称視点VRライブシステム(特許出願)の応用事例

治療効果を上げるための応用実験を行っています。

メディテーションやアスリートのトレーニングへの応用実験を行っています。